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妹ミーシャ殺害の最後の生き残り

ヴラディス・グルータス一味のブロニス・グレンツは戦後まもなく難民船でカナダへ逃れているが、それは難民というよりナチス協力者としての追求を逃れ、海外に逃走した他のナチス協力者との連絡係となるのが目的であったようである。グレンツのアドレスブックには、戦後イギリス政府が配布したナチス戦犯のリストに載っている関係者が多数記載されていたからである。
しかし、ハンニバルにとってグルータス一味の最後の一人ブロニス・グレンツを殺害し、妹ミーシャの復讐を完結させることはどのような意味があったのであろうか?新天地に移ってからもあえて危険を冒したのは何故なのか?
すでにグルータスとその一味のほとんどを殺害し、フランスから半ば追放された形で新天地アメリカに移ってきたハンニバルにとって、一味の最後の生き残りのブロニス・グレンツははっきり言ってもうどうでもよい存在であったはずである。

楽しみのための殺人に変化

ハンニバルにとって妹ミーシャ殺害の復讐としての処刑は、一味の首領のグルータスを殺害した時点ですでに大方終わっていた。一味の殺害容疑で収監された後は悪夢を見ることもなく、精神的に安定した状態になっており、すでにハンニバルの心の中では妹ミーシャの復讐は終わったのである。 にも拘らず、新世界アメリカで過去と決別し、ジョンズ・ホプキンス医療センターで将来を約束された生活を危険にさらしてまでブロニス・グレンツを殺害したのは何故なのであろうか? ある意味で、必要に迫られた行為ではなく単に楽しみのための行為とすれば、それは趣味を楽しむことと同じであろう。 これ以降、ハンニバルにとっての殺人とは、人生を楽しむための趣味の一つであり、仕事の息抜きであり、不愉快なことが起きたときの気晴らしとなったのである。 妹ミーシャの復讐を遂げ精神的に安定し、新世界アメリカに移り住みすばらしい職場で働くことはハンニバルにとって何不自由ない生活であろう。 唯一不満があるとすればより充実した生活を送るための一種のスパイス的趣味、つまり抜群の記憶力と高い教養を持つハンニバルにとって満足できる趣味が必要になったのだ。たとえそれが一般人からは到底受け入れられない「殺人」と「食人」であったとしてもである。

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